パソコンの中はどうなっているの? 前編



(本日の準備は、学習机です)

 パソコンは、いろんな事ができるよね。
ゲーム、インターネット、メール、年賀状を作ったり、デジカメで
撮った写真を印刷したり、音楽聴いたり、DVDをみたり、、、
最近では、無料でTV電話もできるよね。



 じゃあ、パソコンの中がどうなっているか説明するね。

 パソコンは大きく分けると、CPU、メモリー、ハードディスク
と呼ばれる3つが大きな役目をしてるんだよ。


 あとは、周辺機器と呼ばれるものがあるんだ。
(このあたりは、実物を見せながら説明してあげた方が
よくわかると思います)
キーボード、マウス、それからこの画面が映っているモニタ。
いろんな言葉が出てきて難しいね。(^^;;


 ところで、なんで周辺機器なんて言うかわかる?
パソコンは、モニタやキーボードがないと全然使えないけど
モニタや、キーボードやマウスが無いコンピュータもあるんだよ。

そう。必ず必要ではないから「周辺」って言うんだ。
実は、この家の中にもあるよ。


 例えば、エアコン。 モニタも何もないよね。
あるのは、リモコン位だね。 実はエアコンの中にもコンピュータは
入っているんだよ。
電子レンジ、洗濯機、ゲーム機、DVDレコーダー。。。
家にはいっぱいコンピュータあるんだ(^^)



じゃあ、もう一度、パソコンの話に戻るね。

(学習机の出番です)
 パソコンは、この机で勉強したり遊んだりしている君と比べると
すごくわかりやすいんだ。

●CPUが、君の頭。
 いろんな事を考えたり、計算したりするところ。

●ハードディスクは、この机の引き出し。
 いろんな本や、ノートなんかをしまっておくところだね。
CDやDVD、おもちゃもしまうことが出来るよね。

●メモリーは、この机の上
 ハードディスク(引き出し)から、必要な本やノートをとりだして、
勉強をしたりする所だね。


そして、周辺機器は、鉛筆だったり君の手だったり、、、

ね。似てるでしょ? (^^)




もうちょっと詳しく説明するね。


★CPU
 じゃあ、まずCPU。xxGHzとか、書いてあるよね。
この数字が大きいほうが、計算を早くしてくれるんだ。
(ちょっと違いますが)例えば、1GHzのCPUだったら、
なんと1秒間に10億回も計算をしてくれるんだ。

2GHzだったら、20億回。 すごいよね。
だから、この数字が大きいほうが頭が良いって事なんだね。


★HDD
 次にハードディスク。これは一番わかりやすいと思うけど、
デジカメの画像が、いっぱいパソコンにも入っているよね。
あと、ゲームソフトとか、メールソフトとかも入っているね。
音楽も入っているかもしれないし、年賀状に使うお友達の
住所も入っているかもしれないね。

 そういういろんなソフトや、データーを入れておくところが
ハードディスクなんだ。
 xxGBっていう数字で書かれているけど、この数字が大きいほど、
データやソフトがいっぱい入れられる大きな引き出しって事なんだよ。
1GBというのは、日本語の場合は5億文字分のデーターが
記憶できるんだよね。

 でも、映像や画像があると、いっぱいデーターを使うから
すぐにいっぱいになっちゃうかもね。映像は、かさばるんだ。(^^;;


★メモリー
 最後にメモリーだけど、これもすごく大事なんだ。メモリーが
小さいと、すごく狭い机の上で、いろんな事をするのと同じなんだ。
机の上に、乗り切らないから、いちいち何かをする度に、机の上の物を
引き出しに片付けないと、仕事が出来なくなってしまうんだ。

 君もそうだと思うけど(^^)、机の中に、入れたり出したりは、
計算を一つやることに比べて、ものすごく時間がかかるんだ。

 だからCPUだけすごく良くても、机の上が狭いと、
勉強や、遊びをするたびに、引き出しに出し入れしなければならないから、
すごく時間がかかってしまうんだ。
メモリーもなるべく大きい方が、色んな事が早くできるね。



話が長くなっちゃったから、次の時に、この続きの話をするね。
中で、どうやって動いているかを話すね。


天才児ネット(もりした著)の本


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【解説】
 お待ちしておりました。(^^) 私もりしたの一番の専門分野です。


 一番の専門分野ではあるのですが、これを、詳しくわかりやすく
書き始めると、おそらく1年以上、このネタだけで、書いていけます(^^)

限られた文面なので、ちょっとわかりにくかったかもしれませんが、
これ以上わかりやすく書くと、本当に一部分の説明になってしまいますし、
もっと全体像を描くと、もっと難しい文章になってしまうので、
ご容赦ください。 次回とあわせて、2回で終了予定です。
(質問をしていただいて、お待ちいただいている方もすみません)

 CPUの項では、”10億回も計算”と書きましたが、正確には
命令です。



また、単位のお話ですが、
K(キロ)・・・基本単位の1000倍
M(メガ)・・・Kの1000倍
G(ギガ)・・・Mの1000倍
T(テラ)・・・Gの1000倍

ですよね。
例えば、1Kg=1000g,1KM(メートル)=1000M(メートル)ですよね。

が、コンピュータの世界では、少し違うのです。
内部では、ハードウェアの最小のロジックで見れば0か1の2進数で
処理がされます。これらをいくつか組み合わせて、16進数という
表現をする場合もありますが、基本的には2進数です。


2進数の場合2の10乗が(2x2x2x2x2x2x2x2x2x2)=1024となります。
1000を2進数で表現しようとすると、非常に面倒なのです。

ですから、コンピュータでは便宜上、
1K=1024
1M=1024K と、言うような単位にしています。

1KB(キロバイト)は、実は1024B(バイト)で、
1MB(メガバイト)は、100万B(バイト)ではなく、
正確には1MB(メガバイト)=1048576B(バイト)です。


じゃあ、bit(ビット)とByte(バイト)はどう違うの?
という疑問もあると思いますが。
1Byte=8bitなのです。0か1の最小単位の基本がbit
それを8個使って1単位にしてByteとしています。

ですから1KByteといったら、1024x8=8192個分の"0"か"1"の2進数の
情報があるということです。

例えば、半角のA(ASCIIコード)は、2進数で書くと、01000001
という1Byteで表現されます。2進数では8桁ですね。

ちなみに日本語は、文字種類も多いですし、2Byteで表現されます。




 本当は、このコンピュータネタだけでも、子どもたちに
わかりやすいように、じっくりと説明したい所です。

「子どもにもわかる、とってもわかりやすいコンピュターの解説」
というような本があっても良いですよね。


*もし、「その企画乗った!」という奇特な出版関係の方
いらっしゃいましたら、ご一報ください。(^^)
LSIの設計段階から、ハードウェアの内部構造、ソフトウェア、
ネットワーク、企業向けの絶対落ちないコンピューターの仕組みまで、
とてもわかりやすく、書かせていただきます。



 一般の方には、コンピュータはブラックボックスだと思います。

 しかし、コンピュータで飯を食べているSEの中にも、自分たちの
プログラムが、コンピュータの内部でどういう処理がされて、何故動くのか、
説明もできない人間が最近は多いとの事です。 嘆かわしいですね。






こんにちは、天才児ネットのもりしたです。

私がコツコツ書いてきた内容が、やっと本になります。

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「磁石はなぜくっつく?」
「電球はなぜ光る?」・・・などなど
そんな科学への興味は、いつどこで無くしてしまうのでしょうか?

 「なぜ?」と聞いている時。子供は興味を示しているのです。
その疑問を持った時に、その原理をわかるように説明してあげる。
さらに、可能であれば経験させてあげることです。


幼い子供でもわかるように、精一杯、わかりやすい回答例と解説を書きました。
さらに、メルマガでは伝えきれない部分を、素敵なイラストで、よりわかりやすくなっています。


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