どうして地震は起きるの?
◆【わかりやすい解答】
(できれば、ゴムの板を2枚ご用意下さい。もしくは、下敷きを2枚
ご用意下さい)
地球の地面にはプレートって呼ばれるかたまりがいくつかあるんだ。
大体10数枚あるみたいだよ。このプレートは止まっていなくて、一年間に
お父さんの手の大きさくらい動くんだ。
(ゴム板を2枚重ねてください。上の板は少し反るような形でセットして下さい。
ちょうど"y"のような形です。右側の板を左側の下に滑り込ませ、左側の板が
段々反り返るように、右の板を動かしてください。図面がなくわかりにくくて
すみませんが、事前にリハーサルをお勧めします)
このプレートはこのゴムのように、少しづつ一つのプレートの下に潜り込んで
行くんだ。 そう、一年間にお父さんの手の大きさくらいづつ。
本当のプレートは、もちろん君が考えているよりも、ものすご〜く大きいから、
プレートから見たらほんの少しづつだけどね。
少しずつこうやって下に潜り込んで行くと、上の板はだんだん反ってくるよね。
そして、もっと動くと、ほらっ! はじけるでしょ。 これが地震なんだよ。
少しづつ少しづつ動いていって、限界に行くとはじけちゃうんだ。
そうすると板がビヨ〜ンて動くでしょ。これが地震の揺れだよ。
人間は頭が良いけど、自然にはかなわないことも多い。出来る範囲で
備えをしておこうね。
天才児ネット(もりした著)の本
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【解説】
下敷きでも、うまくいくとは思います。
このゴム板に実演で、我が子はかなり納得していました。是非お試し下さい。
また”ファイナル○”さんのご質問ですが、
東海から四国にかけての地域では100〜150年の周期で、ほぼ同じ場所、
同じ規模で大地震が繰り返し起こっています。
東海地方より西側では、すでに地震が起き、エネルギーが放出されているため
しばらくは発 生しないと言われていますが、駿河湾では未だ地震が発生して
おらず、地震のエネルギーが蓄積されていると考えられています。
ここは巨大地震がいつ起きても不思議は無いと予想されているのです。
また、宮城県沖地震は、平均37年程度の活動周期で発生しており、前回が
1978年6月12日であり、過去の地震の周期からすると、地震を起こすエネルギーが
充分蓄積おり、いつ発生してもおかしくないという事です。
いずれにしろ、過去の大地震から、大きな地震の周期があり、経験則により、
その周期に近づいてくると、大地震が発生するだけの、エネルギーがプレートに
蓄積されているということです。
予断ですが、米航空宇宙局(NASA) によると、
スマトラ沖大地震の影響で自転の速度が増した結果、1日の長さが
100万分の2.68秒ほど短くなり、地軸も東の方向に2.5センチ程度
移動した との事です。
また、どんな地震でも、同様の影響があるらしいです。地震のパワーは
物凄い大きいですね。
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